こんにちは!へるにあんです。
殺人アリ・殺人ヒアリ、ファイヤーアントとも言われている
危険な強毒を持つ外来昆虫、
「火蟻(ひあり)」の話題が連日ニュースで報道されていますね。
火蟻に似ている「アズマオオズアリ」という種類のアリもいるそうで、
ヒアリと勘違いして大騒ぎしたりパニックにならないよう、
火蟻とアズマオオズアリの違いや見分け方も知っておきたいです。
ということで、今日は
- 話題の猛毒蟻・ヒアリ(火蟻)とほかのありとの見分け方や、
- ヒアリの特徴、ヒアリに似ている蟻の存在
についてしらべてまとめてみました!
(虫が苦手な方へ:ここから先はヒアリや他種類の蟻の画像があるので注意です)
ヒアリ(火蟻)の見分け方を子供に教えるために覚えておきたい
2017年5月26日に兵庫県尼崎市で、
「猛毒を持つ火蟻(ヒアリ)」が日本国内で初めて発見されました。
しかも、6月19日には、
兵庫県神戸市にある人工島「ポートアイランド」のコンテナヤードでも、
ヒアリが発見されたそうです…しかも、約100匹も…。
しかも、女王蟻は発見されなかったとのこと。
もし女王蟻も日本に入ってきているとしたら…そして今も逃げているとしたら、
「火蟻の女王アリは、1日に2000~3000卵も産むことが可能」
なんだとか…恐ろしすぎる!!
しかもしかも、これは人に聞いた話なのでたしかではないんですが
火蟻の女王アリとオスの蟻は飛ぶ事ができて、
風に乗れば10キロ以上の距離を移動できるのだとか…(;゚Д゚)!
ヒアリって繁殖力強すぎる~!!!
↓詳しくはこちらもどうぞです。
このように、ヒアリの繁殖力は凄まじいので、
一度定着してしまうと根絶は難しいらしいです……。
これはもしかしたら…
本当にヒアリが日本に定着してしまうかもしれない…。
このままヒアリが日本に定着して全国に広まったとしたら…
公園で「ありさん♪」といって喜んでいる我が子に危険が及ぶかも…
…いやいやいや、
ヒアリってすごい猛毒もってるんですよね!?
1番いいのは「ひありに刺されない」ってことですよね…!!
殺人アリといわれているヒアリから子供の安全を守るべく、
今のうちからちゃんとヒアリと普通の蟻との見分け方を、
子供にしっかり教えておいたほうがいいかな…と考えました。
「もしもヒアリを見つけたら触らないように…」
「ヒアリっていうのは、こういうアリさんだよ」
っていうのを、3歳児に伝えるためにはどう言ったらいいんだろう…?
ヒアリ(火蟻)の特徴を子供にもわかるように簡単にまとめてみた
ということで、
まずは「火蟻(ヒアリ)」の特徴を探ってみることにしました。
ヒアリの分類を調べてみると、
- 南米大陸原産
- ハチ目(膜翅目)・アリ科・フタフシアリ亜科
という分類の一種なのだそうです。
その気になる姿は…こんな感じです↓
- 火蟻の体長は2.5mm~6mm、
(子供には「2.5mm~6mm」の大きさのものを見せる) - 火蟻の体の色は赤褐色で腹部が黒っぽい赤
(子供に火蟻の画像を見せて体の色を覚えてもらう)
というのが火蟻の特徴みたいですね。
ちなみに、そのへんでよく見る普通の蟻はこんな感じです。
↓
たしかにヒアリの方は茶色いので、これなら見分けが付きそうです。
でも、小さい子供に普通のありとヒアリの見分けがつくのかな…。
親である私でも、本当に実物を目にしたら
「蟻がいる!!」
としか思わないかもしれないな…。
追記:
毒蟻のヒアリ(火蟻)に刺された時の症状と処置法 見つけた時の対処法
↑
わたしが先日書いていたこの記事のコメント欄にて、
ベトナムのホーチミンで実際にヒアリに噛まれたことがあるという、
「K・Hムーミンさん」という方が、
ヒアリに噛まれた時の体験談の情報を提供してくださいましたので、
気になる方は是非チェックしてみてください。
K・Hムーミンさんによると、ヒアリは普通のアリと比べてすごく動きが早く、
違和感を感じるそうですよ~!!
わたしの場合は普通のアリも苦手で、すぐ逃げるからいいんですが、
子供は「蟻がいる!」ってなったら観察したり触ったりしてしましますよね…。
う~ん…やっぱりこの写真みただけじゃ
子供はヒアリなのか無害な蟻なのかわからないし、危ないですよね~(´・ω・`)
猛毒ヒアリ(火蟻)が普通のありと違うところや似ている蟻の種類
そこで、さらに詳しくヒアリについてしらべてみました。
さっきもお話しましたが、再度確認です。
ヒアリの特徴としては、
- 「胸部と腹部の間に二つのコブ」
- 「体が茶色でお尻が黒っぽい」
というのが1番大きい特徴でした。
↓このイラストがちょっとわかりやすいかもしれません。
でも…
いろいろ調べてみたら、ヒアリの特徴である、
「コブが二つあって茶色い蟻」が他にもいたんですよ。
それが、「タカサゴアシナガアリ」です。
ただ、タカサゴアシナガアリが生息している範囲は、
石垣島、西表島、朝鮮半島南部の島嶼部、台湾なので、
あまり見かける人は少ないと思うのでよしとします。
しかし!!
「アズマオオズアリ」という、外見が火蟻ににている蟻は、
北海道、本州、四国、九州、屋久島、朝鮮半島と、
日本全国に分布しているので見分け方を知っておいたほうがいいなと思いました。
↓これがアズマオオズアリ。
アズマオオズアリの女王蟻は火蟻にそっくりなんですね…。
火蟻とアズマオオズアリの見分け方としては、
アズマオオズアリの女王蟻の方は、
お尻の黒い部分がシマシマになっている
ということです。
ヒアリの方はお尻が黒っぽくなっていてシマシマではないですもんね。
でも…
- 正直、カサカサ歩き回る蟻をそこまでジッと見るのは難しい…。
- そして火蟻かどうかを判断するのも難しいし子供に教えるのも難しい…。
う~ん…どうしよう…(;´∀`)
そんな時、核心に迫る書き込みを発見しました。
火蟻まだ国内に広がってはいないはずだが、子供にはアリも触るなって言わなきゃならんのか…
— 猫田あきと (@Nekoda_Akito) 2017年6月14日
…そっか!!!
ヒアリはどうとか普通のアリはどうとかだと子供には難しいから、
「アリさんに触っちゃダメ」
って教えたらいいのか!!!
それなら3歳の娘にも理解してもらえそうな気がします。
子供には簡単にシンプルに伝えたほうがわかりやすいかもですね…!
ヒアリ(火蟻)の見分け方 特徴や普通のありとの違いまとめ
私も小さい頃はアリンコを眺めて過ごした時期もあったし、
全部の蟻から子供を遠ざけるのはちょっとかわいそうかもだけど…
でも、このままだと火蟻が日本全国に広がるのもたぶん時間の問題だし、
子供の足はヒアリに刺されやすいらしいし、万が一毒針で子供が刺されて、
万が一アナフィラキシーショックで子供が死んでしまったら…
とか絶対思うだろうし…
いろいろ考えた上で、
やっぱり、我が家は「ありんこ禁止」にしようかな…って思います。
(アリンコ禁止にしても、たぶん保育園のお庭とかでは、
お友達と一緒になって蟻さんと遊ぶんだろうけど…^^;)
ということで…ヒアリが日本全国に広がる前に、
早く大きくなって
「蟻さんは触っちゃダメ」
↓ から、
「茶色い蟻は火蟻だから触っちゃダメ」
を、ちゃんと子供が理解して守れるようになって欲しいです。
↓ヒアリの繁殖力や刺された場合の症状・対処法もチェック!
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