「今年最大級」と言われる大型台風が近づく中、
何も台風対策をしていないまま週末の三連休を迎えようとしています…。
「家が飛ばされるかも」とかみんなが言っているくらいの大型台風なのに、
こんなに無防備のままじゃさすがに危ないかも…子供もいるし。
夫婦だけならまだしも、子供がいるのに対策しないのは心配だよね。
ということで、台風が来るときにどんな対策をしたらいいのか、
具体的に何をしたらいいのかについてまとめてみました。
台風が来たら何をすればいいの?子供がいる家の場合
30代夫婦+5歳の娘+お腹の子供(今回は乳児だった場合としてまとめています)
がいる我が家に、巨大な台風が来る前にするべきこととは…
- 断水対策
- 停電対策
- 家への対策
- 食料品の確保
- 車への対策
の主に5つの対策が必要のようです。
台風時の断水対策
まずは、断水対策。
電気が止まると水が出なくなることがあります。
水がないと困るのはトイレや赤ちゃんのミルク、お風呂やご飯の準備です。
断水時のトイレの失敗しない流し方
断水時にトイレを流すには、お風呂の浴槽や洗濯機、
洗面器やバケツなどにできるだけ水をためておきましょう。
断水時のトイレの流し方についてはこちらの動画が参考になります。
↓
1回で6Lも水を使うんですね…これは、結構ためておかないと
浴槽にためた水だけでは、家族が多いとすぐになくなっちゃうかも。
失敗しないコツは、流す水いますがを2Lとか少量の水にしないこと。
限りある水だと思うと少しずつ使いたくなっちゃいますが
もしそれでトイレが詰まったりしたら余計に大変な目にあいそうです…^^;
断水でお風呂に入れない時の対処法
大人の場合、断水していてお風呂に入れなくても
「汗拭きシート」や「ドライシャンプー」などでかなりさっぱりすることができます。
汗拭きシートは運動した時とか汗をかいたときとかに、
結構普段から使っている人も多いかと思いますが、
「ドライシャンプーってどんな感じなの?」という方も多いと思います。
わたしがおすすめするドライシャンプーはこちらです。
↓
こちらの商品ですね↓
以前入院した時に、シャワーにも入れずにこれを使ったんですが、
べたべたしていた髪がサラサラッとしたのでかなりよかったです^^
ちなみに、汗拭きシートのほかには、
こんな「からだふき」用の商品があるので常備しておくといいかもです。
↓
お湯に溶かして、タオルをつけて絞ったもので拭くだけなので
少量のお湯でなんとかなりますし、洗い流す必要もないので便利です。
赤ちゃんのお風呂はどうする?
赤ちゃんがいる家庭の場合は、お風呂に入れないと困りますよね。
赤ちゃんの肌は荒れやすいので、できればお風呂に入れてあげたいところです。
水が全くないとどうしようもないのですが、
(それこそおしりふきとかでやさしくふき取るとかぐらいしかできない…)
水をためておけば、少量の水でもなんとか赤ちゃんをお風呂に入れてあげられます。
そこでお勧めなのが「沐浴剤」!!
新生児には使ってるよーって人も多いかもですが、
この沐浴剤のいいところは「洗い流さなくてもいい」というところ。
お湯を沸かして、べビーバスに水をためてちょうどいい温度にしてあげます。
あとは、汚れやすいところ(首とかわきとかシワになってるところ)を重点的に
ガーゼなどで洗い流してあげればOKです。
詳しくは、給水制限での断水の記事になりますがこちらのお風呂編をどうぞです。
↓
もし、備蓄してある水の量が少ない場合は、
沐浴剤を入れたお湯へタオルを浸して、それで体を拭いてあげるという方法もあります。
台風時の停電対策
台風と言えば、停電。子供がいる家では、停電すると
部屋の温度管理も難しくなってしまうのが心配ですよね。
先日の台風でも大規模な停電が発生して
まだ夏の暑い時期だったので、暑さ対策が必要でした。
また、テレビなどで情報を得ることもできないので
スマホの充電ぐらいはできるように備えておきたいところです。
停電でエアコンが使えずに暑い時の対処法
今回の台風はもうすでに10月に入っているので、
そんなに暑いということはないとおもうのですが、
エアコンが使えずに暑い時は、ハッカ油がおすすめ。
↓使い方などはこちら
香りは好みが分かれてしまうかもしれませんが、
ハッカ油の清涼感は、暑いときにはほんとに重宝します。
その他、こちらの記事も参考にしてみてください。
↓
停電でスマホの充電ができない時の対策方法
停電になるとテレビが見れないので、スマホの充電をしておかないと
情報もわからないし緊急の時に連絡もできなくなるのでこまりますよね。
台風は、あらかじめ大体来る日が天気予報でわかりますので、
その前に電気がなくてもどこでもスマホが充電できる
「モバイルバッテリー」などを準備しておきましょう。
お手頃な価格で購入できるモバイルバッテリーもあります。
↓
これで、子供が暇そうにしていてもYoutubeをちょっと見せたり
子供が好きな歌を流してあげたりすることもできますね。(使いすぎ注意)
また、車を持っている場合はガソリンを満タンにしておけば
車で充電ができるので、台風が来る前にガソリンスタンドへ行っておきましょう。
その他、ツイッターなどのSNSで検索すると
充電させてくれるお店やお家があったりしますので、
そこへ行ってお世話になるのも一つの手段です。
台風時の家への対策
次に心配なのが、家への影響。
外から飛んできたり倒れてきたりするものはしょうがないですが
できるかぎりのリスクは減らしておきたいですね。
こんなツイートもあったので参考にしてください。
↓
#台風19号 が発生しました。風が強まる前に家の対策を。
・雨戸やシャッター(ちゃんと閉まるか点検補修を)
・窓(ひび割れやがたつきがないか)
・雨戸やシャッターのない窓(割れたガラス飛散防止のためにカーテンを閉めたり窓に飛散防止フィルムを貼る)
・雨どい(枯れ葉や砂がつまっていないか) pic.twitter.com/ltphhPKKqB— 内閣府政府広報オンライン (@gov_online) October 7, 2019
↓抜粋してみました。
雨戸やシャッター(ちゃんと閉まるか点検補修を)
・窓(ひび割れやがたつきはないか)
・雨戸やシャッターのない窓(割れたガラス飛散防止のためにカーテンを閉めたり、窓に飛散防止フィルムを張る)
・雨どい(枯れ葉や砂がつまっていないか)
・屋根瓦やトタン(めくれたり壊れていないか)
・テレビアンテナ(錆びたりゆるんだりしてないか)
・物干し竿(飛ばされないよう下に降ろしておく)
・庭木(飛ばされたり、倒れないように固定する)
・植木鉢(強風で飛ばされそうなものは家の中へ)
・プロパンガス(固定されているか)
窓ガラスの飛散防止対策をしよう
まず、台風が来る!となったら1番心配なのは
我が家の場合「窓ガラス」です。
窓際にベッドがあって家族で寝ているので、
窓ガラスが割れてしまうと全員血まみれです…( ;∀;)
家には雨戸がない場合は、ベニヤ板で窓ガラスを覆うと安心です。
賃貸などで壁に直接釘を打てない場合は、
ベニヤ板をワイヤーで固定するという方法もありますが…
そのベニヤ板が飛んでしまったら怖い!と思ってなかなかできない(´;ω;`)ウゥゥ
そこでみつけたのがこちらの動画!
↓
プラダン(プラスチック段ボール)を外から窓に養生テープで張り付ける方法ですが、
これなら万が一飛んでもベニヤ板よりは危なくないかも!
でも、こんな広範囲に大きなプラダンを張るとなると、
一人では到底無理です…。
もっと簡単に窓の飛散防止対策をするなら、
やっぱり「養生テープ(またはガムテープ)」が1番お手軽だと思います。
詳しい飛散防止の対処方法についてはこちらをご覧ください。
↓
台風時にしまっておいた方がいい意外なもの
台風時は普段動かないと思っているものが動くので怖いです。
ですので、家の中に入れられるものはできるだけ入れておきましょう。
(植木鉢やごみ箱、自転車、子供のおもちゃなど)
室内に入れられないものはロープなどで固定しておくといいです。
また、例えば自転車などの「倒れそうなもの」は、
あらかじめ倒しておく…というのも一つの手です。
それから、物干し竿などの大きなものも、できればしまっておいたほうがいいです。
大きいし重いので、一見そのままにしていても大丈夫なように思っちゃいますが
物干し竿も飛ばされてしまうとすごく危険です。その可能性は十分にあります。
しまう場所がない場合はこちらを参考に飛ばないための対策を。
↓
浸水対策は何をしたらいいの?
台風で雨が大量に降ると、お風呂場や洗濯機の排水溝やトイレから
下水が逆流してくることがあるんです…それ最悪(´;ω;`)ウゥゥ
そこで、「水のう」というものを作って
トイレの便器をふさいだり、排水溝をふさいでおけば
逆流を防げるそうです。(玄関の浸水対策の土嚢としても使えます)
水のうの作り方(土嚢より後片付けが楽だし簡単!)
- 45リットルのビニール袋を二重にする
- 半分ほどまで水を入れる
- 中の袋の口をしっかり締める
- 外の袋の口をひもなどできつく縛る
水のうは土のうよりも片づけが簡単ですが、
動画のように床下浸水対策もできちゃうので覚えておくと便利です^^
台風時の食料品・飲料品対策
台風が来る前には、
「火も電気も水道も使わずに食べれるもの」
をストックしておくことをおすすめします。
最近だと、パンの缶詰とかも人気です。
↓
その他、お年寄りや子供も食べやすいごはんは、
こちらのものがおいしいと評判です。
↓
お湯だけではなく水でも戻せるお手軽さが人気です。
また、お皿を使いたい場合は「サランラップ」を敷いてから使うと
洗わなくてもいいので無駄に水を使わずにすみますよ^^
子供がいる家で買っておいた方がいいもの
その他、本格的な非常食のほかにも
「子供が食べるお菓子」を用意しておくことをおすすめします。
台風の影響でいつもの生活よりも制限された環境にいると、
子供も不安定になってしまったりすることが考えられます。
そんな時、子供が好きなお菓子があれば
少しでも心の不安を和らげてくれます。
子供が笑顔でいてくれれば、大人も自然となごみますから
子供用のお菓子を用意するというのは、親のためでもあります。
停電したら冷蔵庫の中身はどうする!?
停電時にすごく困るのが、冷蔵庫の中身ではないでしょうか?
「早く食べきってしまうのがいい」とはいっても、
大食い選手ではないからそんなにいっぱい食べられないですよね…。
停電してから冷蔵庫内の温度を保っていられるのは、
3時間くらいしかなく、それ以降は徐々に温度があがってしまうそうです。
そこで、あらかじめペットボトルに入れた水やお茶を凍らせておくと、
冷凍庫内の冷気をもう少し保つことができ、食材が長持ちします。
停電したら、冷蔵庫の中のものも冷凍庫へうつしちゃいましょう。
飲み物などは、魔法瓶やポットに入れておくと冷たさが長持ちします。
そのあとは、なるべく冷蔵庫・冷凍庫の扉を開閉しないようにするのがコツ。
しかも、ペットボトルに入れたお茶や水は、保冷剤として使えるだけでなく
溶けてきたら飲料として飲むこともできるので、すごく便利ですよ。
停電や断水時の赤ちゃんのミルクはどうする?
断水時に赤ちゃんのミルクを作る必要があるときは
台風が来る前に湯冷ましを大量に作って冷蔵庫に入れておく
↓
カセットコンロでお湯を沸かす
↓
ミルクを入れて湯冷ましを使って温度調整
という手順となります。
でも、これだと「使った後の哺乳瓶を洗えない」という問題が。
なので、哺乳瓶にそのまま注いで飲める「液体ミルク」がおすすめ。
災害時用に備蓄しているという人が増えてきましたが、
それだけではなく旅行中や誰かに赤ちゃんを預けなければいけない時にも便利です。
使い捨ての哺乳瓶というものもあるのでぜひチェックしてみてくださいね。
コスパはよくないかもしれないけど、赤ちゃんには衛生的な面で安心です。
↓
災害時にお勧めの飲料品
今まで、災害時の飲料としては
「ペットボトルの水」を備蓄している人が多かったと思います。
しかし、今は「ウォーターサーバー」を災害時の備蓄替わりにしている人も増えています。
普段からウォーターサーバーを使うことで、備蓄が古くならないのもうれしいですね。
ボタンが電子タイプのウォーターサーバーは停電になると使えませんが、
コック式のウォーターサーバーなら停電になっても水がでるんです!
(冷たい水やお湯は出ません。常温の水を貯めて置けるというかんじです)
例えばクリクラとかは「コック式」のウォーターサーバーになります。
クリクラのボトルは1本で12Lなので、
2Lのペットボトルを6本備蓄しておくよりもすっきりしています。
車への対策
車は停電時の電源としてや買い出し、避難などにも活躍しますので
台風が来る前にガソリンを満タンにしておきましょう。
また、車はできれば車庫に入れておくのがベストです。
しかし我が家もそうですが、車庫がないお家も多いと思います。
被害を少なくするための車の止め方
その場合は、壁側にフロントガラスを向けるように駐車して、
少しでも物が当たる確率を低くしておきましょう。
ただし、これは「気休め」程度の効果しかありません。
できれば、近くの立体駐車場など
建物の中に車を非難させることができれば1番いいと思います。
自動車保険の車両保険の部分をチェック!
車が台風で壊れてしまったり、水没してしまったりした場合でも、
自動車保険に「車両保険」をつけておけば保険金がおります。
しかし、この「車両保険」の部分は、
自動車保険の中でも保険料が高く設定されているので
もしかしたらつけていない人も多いかも…。
台風で車がダメになってしまった場合、
車両保険がついていないと全て自己負担で修理or買い替えになるので
自分の自動車保険がどうなっているのかすぐに確認してみましょう。
途中から変更したい場合でも、追加の保険料を払えば
すぐに契約を変更する手続きができますよ。
台風の時にあると便利なものリスト
最後に、台風の時にあると便利なものをまとめてみました。
- カセットコンロ→ガスが出なくてもお湯が沸かせる・調理ができる
- ガスボンベ→カセットコンロに使う
- モバイルバッテリー→停電時のスマホなどの充電に使える
- 非常食(子供のお菓子含む)→断水・停電時の食事に便利
- ガムテープ・養生テープ→窓ガラスの飛散防止
- 段ボール→窓ガラスが割れた時の応急処置としても使える
- ソーラー電池のランタン→電気や電池がなくても充電できる
- 沐浴剤→赤ちゃんのお風呂に便利
- ドライシャンプー→停電や断水でお風呂に入れない時に便利
- 液体ミルク→停電や断水でミルクの調乳が難しい時に便利
- 使い捨て哺乳瓶→断水で哺乳瓶が洗えない時に便利
- 浴槽やバケツにためた水→断水時に便利
- 現金→ATMが使えなくなる可能性があるので多めに
もしほかにも「こんなの便利だよ~!」というのがありましたら
ぜひコメント欄から教えていただければここに追加したいと思います。
また、この中でまだ紹介していなかったのは「ランタン」ですが、
ソーラー電池のものを持っておくと、電池や電気がいらないので安心です。
↓
キャンプが好きな方はもちろん、
災害用として2つ~3つ持っておくと普通の懐中電灯よりも安心です。
台風が来たらなにをすればいいのかのまとめ
ということで、
台風が来たら何をすればいいのかについてまとめてみました。
↓
- お風呂やバケツ、洗面器や洗濯機にとにかく水を貯めておく
- ウォーターサーバーがあると飲み水も確保できて便利
- スマホの充電は満タンにしておく+モバイルバッテリーを持っておく
- 車のガソリンも満タンにしておく
- 車の保険を見直しておく
- 窓ガラスの飛散防止対策をしておく
- 外に置いてあるものは室内に入れるかロープなどで固定
- 水のうで下水の逆流を防止&床下浸水防止
- 停電・断水時でも食べられる食料を確保しておく
- 子供用のお菓子も確保しておく
- 冷凍庫にはペットボトル氷(中に水やお茶をいれたもの)を入れておく
- 赤ちゃんのミルクは液体ミルクを用意しておくと楽
これを全部やるのは大変かもしれませんが、
被災してから対策するのでは遅すぎるので、わたしも今から
養生テープや食料品を追加で買いに行ってきたいと思います~!
今回の台風の被害が思ったよりも小さくてすみますように…。
子供が保育園や幼稚園、小学校などへ行っている場合は
台風時にお休みになるのかどうかも聞いておいた方がいいです。
仕事を休めない場合の対処方法などもチェックしておきましょう。
↓
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