こんにちは!へるにあんです。
2019年2月14日のバレンタインデー、
「段ボール箱で愛媛の県庁に届いた約1億円の札束」
のニュース見ました?
愛媛県・中村知事は、「先月、1月29日火曜日に、段ボール箱が県庁知事宛てに送られてきました。保存状態が良くない1万円札が、結構古いものだと思います。量から推定すると、1億円程度になるかなと」と述べた。
愛媛県庁に匿名で送られてきたのは、現金1億円。
近くで見ると1万円札だが、くっついて束になっていたり、かなり黒ずんでカビが生えていたり。
お札とわからない、判別できないようなものもある。
くっついてしまっているものもあるが、はっきり福沢諭吉の顔がわかるものも。
愛媛県庁に届けられたのは、1月。
同封されていた匿名の手紙には、「何かの役に立ててほしい。そっとしておいてほしい」と書かれていたという。
警察には盗難や紛失届が出ておらず、事件性が低いことから、愛媛県庁は、これを寄付として扱うことに。
引用:https://www.fnn.jp/posts/00412051CX
ニュースで流れていた1万円の札束の写真を見て、かなり長い時間、過酷な環境にあったお金なのじゃないかな…と思いました。
あんなにキレイに「札束」になっていたら、中の方にあるお金は大丈夫だと思うけど、一番外側にあるお金は…もう汚れきっているので使えないんじゃないかなと心配になります。
そこで今日は、
- 紙幣が汚れた場合は普通に使えるのかどうか
- 使用を断られたりしないのかどうか
- キレイなお札に交換してもらえるのか
- 交換してもらう場所はどこなのか
- お札にカビが生えたり虫食いになったりするのかどうか
についてご紹介します。
汚れたお金は使える?
カビが生えたり濡れたりしてしまった汚い紙幣は
「こんなに汚いお金は使えないんじゃないか」
と思ってしまいがちですが、
ちゃんとしたお金だとわかる程度の汚れであれば使えるそうです。
ですが、汚れたお金を流通させるのが気になるようでしたら、お札をキレイなものに交換してもらうという方法もあります。
お札が汚れた場合は交換してもらえるの?
お札が汚れてしまった場合は、汚れている紙幣を交換してもらえます。
汚いお金を綺麗なお金に交換してくれる場所は次のとおりです。
汚れたお金を交換してくれる場所
- 郵便局
- 近所の銀行
- 日本銀行(特に汚い紙幣はこちら)
郵便局や銀行の窓口へ持っていくと、汚くなったお金を手数料なしで交換してくれるそうです。
ただ、あまりにも汚れてしまっているお金は、
日本銀行で本物かどうかの鑑定が必要になったりするそうなので、
紙幣を交換してもらえるかどうかを聞いてみる必要があります。
汚れている紙幣を交換できる条件は?
また、交換には次のような条件があります。
- 3分の2が残っている場合は全額交換できる
- 5分の2以上が残っている場合は半額交換できる
- 5分の2未満しかなく、残りは紛失してしまった場合は失効
破れたり、水で溶けたり、燃えたりしてしまった紙幣でも、
3分の2以上が残っていればちゃんと全額交換してくれます。
ですが、5分の2以上しかない場合は半額のみの交換、
5分の2未満の場合はお金の価値がないとして失効になってしまいます。
この条件があることによって、故意にお金を破ったりして、
お金を増やしたりできないようになっています。
お金が汚すぎて交換するのが恥ずかしい時の対処法
ちなみに、
「まちがって生ごみ中に捨てちゃってくさいし汚い…」
「トイレに落としてしまった…」
など、綺麗なお金に交換したくても
郵便局や銀行へ持っていくのに気が引けてしまう時もありますよね。
そんな時は、お札を優しく水洗いして乾かしてから交換するという方もいるそうです。
お札は意外と丈夫にできていますので破れにくくなっていて、
優しく洗えばお札を破らずに大体の汚れを落とすことができます。
あまりにもお札がボロボロになってしまっている場合は水で洗うとしても気を遣うかもしれませんが、トイレや生ごみの中に落としてしまったような明らかに汚いとわかっているお札を持っていくよりは、気が楽になるかも…。
お札にカビが生えることや虫食いになることってあるの?
そもそも、お札ってそんなにカビが生えているのを見たことがないですよね。普通に生活している中で、お札がカビてしまうことはなかったです。
拾ったお札などは、外に落ちているために
雨があたったりゴミが付いたり…など、とにかく汚いですよね。
紙幣が湿気を吸ってかびたりしてしまうことがあるようです。
また、家の中でも湿気が多い場所に紙幣を置いておくと、
たまに紙幣がかびてしまう…ということがあるようです。
日本の今の紙幣の原材料は、みつまたという黄色い花を咲かせる低い木や、アバカ(マニラ麻)という多年生植物などです。
ミツマタは主に和紙の原料として使われていて、
ミツマタの和紙は虫が付きにくいものの、湿気に弱いそうです。
なので、カビが生えてしまうというのはしょうがないのかもしれませんね。
それに、日本の紙幣は虫が付きにくい原材料を使っているとはいえ
国外では、ビニール袋に入れていた紙幣がシロアリに食べられたり、
ユーロ紙幣がネズミにかじられたり…ということもあったそうですので
日本の紙幣も
「虫食いにはなりにくいけど、完全にないとはいいきれない」
のではないかなと思います。
お札を大事に扱うと金運が上がるとよく聞きますし、お札はきれいなお財布に大切に入れて、濡らしたりしないようにしたいものですね。
汚れたお金の交換条件まとめ
汚れたお金は
- 郵便局
- 近所の銀行
- 日本銀行
などで交換することができ、特に汚れがひどいものは日本銀行へ持っていきます。
交換できる紙幣の条件は次の通りです。
- 3分の2が残っている場合は全額交換できる
- 5分の2以上が残っている場合は半額交換できる
- 5分の2未満しかなく、残りは紛失してしまった場合は失効
ちなみに、保存状態がよくない一万円札が、
1億円分もおくられてきたというニュースになった愛媛県では、
日本銀行へ紙幣が本物かどうかの確認や交換を依頼したそうです。
どれだけの紙幣を交換できるかはわからないけれど、少しでも多くのお金を交換することができて、知事さんが言っていた「西日本豪雨の復旧」に使用されて、助かる人が増えるといいですね(^O^)
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