車のエンジンがかからない場合、
- セルモーターの異常・故障
- 車のギアがパーキングに入っていない
- オイルネーターの異常・故障
- バッテリーが上がっている
- ガス欠
- メインヒューズが断線している
- バッテリーターミナルが腐っている
などの原因が考えられます。
今回、わたしが経験した原因は「バッテリー上がり」でした。
車屋さんに来てもらったらすぐに原因が判明。
しかし、車屋さんに相談する前には
長い長い時間を使っていろんな原因を調べていたんです…。
なので、その時間を無駄にしないためにも、
「バッテリー以外」が原因でエンジンがかからない場合の症状もまとめてみたので、
こちらを参考に車屋さんなどに相談してみてください。
まずは…
↓
ある程度の原因を想像する・またはすぐにプロへ連絡
↓
バッテリーが原因の場合の対処法
または
バッテリー以外が原因の場合の対処法
またはプロに対処してもらう
という順番で、冷静に対処していきましょう。
プロに対処してもらう場合は、次の方法があります。
- 任意自動車保険の会社に電話してみる
- 近くの車屋さん・ディーラーに電話してみる
- JAFに電話してみる
そのほか、車のエンジンがかからない場合の連絡先や対処方法、
実際に車屋さんが来てくれた時の体験談もまとめてみました。
車のエンジンがかからない原因まとめ
早速、車の症状からエンジンがかからない原因を探っていきましょう!
車のエンジンがかからない原因 セルが回る場合は?セルって何?
車のエンジンがかからない原因を探していると、
「セル」が回る回らない…みたいな意見を見つけました。
「セルってなに?」って感じだったので、
わたしと同じ疑問を持った方に「セル」の説明をしたいと思います。
セルは、
エンジンをかけるときに「キュルキュル」している部分です。
セルは「セルモーター」「セルスタータ」とも呼ばれているみたいです。
セルモーターは、バッテリを使ってエンジンを回す役割をしています。
「セルが回る」=「エンジンキーが回る」という意味なので
「セルが回るけどエンジンが掛からない」というのは、
「エンジンキーが回るけどエンジンがかからない」
ということ。
ちなみに、セルを長時間何度も回し続けると、
セルモーターが故障したり、バッテリーがあがってしまいます。
セルが回るけどエンジンがかからない原因は?
セルが勢いよく回るのに、エンジンがかからない場合は、
バッテリー以外の原因が考えられます。
このあとで書いている、
「車のエンジンがかからないバッテリー以外の理由」と、
バッテリー以外の理由でエンジンがかからない場合の対処法を参考にしてみてください。
車のエンジンがかからない原因 セルが回らない場合は?
セルが回らない場合のエンジンがかからない原因は、
バッテリーやセルモーターの異常の可能性があります。
他にも、
- 一瞬だけ「キュルッ…」となる
- 無音
- 無反応
- カチカチと音がする
といった症状もあるようでしたら、車のエンジンがかからない原因は
- バッテリーが上がっている
- セルモーターが故障している
- 車のギアがパーキング(P)に入っていない
- オイルネーターが故障している
などの原因が考えられます。
車のエンジンがかからない原因 ブレーキがかたい・踏めない場合
ブレーキが固い・踏めないという車の症状は、
エンジンがかからない原因とは関係がないそうです。
ほかの症状がないか確認してみてください。
ただ、エンジンが止まると負圧がなくなって、
エンジンが止まった状態で何度もブレーキペダルを踏むと、
ブレーキが固くなっていくことが正常なんだそうです。
車のエンジンがかからない原因 カチカチと音がする場合は?
↓
バッテリー上がりやオルタネータの故障が原因の可能性があります。
まず、バッテリーの残量が少なくなると、
セルモーター(=セルスターター)が回らなくなり、
車の中の電気がなくなり、カチカチカチと音がします。
そして、もっと症状が深刻になるとカチカチ音もしなくなります。
この場合はバッテリーの充電・交換により回復します。
カチカチという音がしてエンジンがかからない場合は、
ほぼバッテリーが上がっている可能性がある…と見てもいいみたいです。
が、希にオルタネータの故障でエンジンがかからない可能性もあります。
オルタネータが故障してしまうと、発電することができないので
どんどん電力が使われてしまい、その結果バッテリーが上がります。
オルタネーターの故障を修理するには、
結構高額の修理費用・購入費用がかかるケースもあるそうです。
が、これを直さないとかなり危険らしいので、
すぐにディーラーや行きつけの車屋さんで直したほうがいいと思います。
車のエンジンがかからない原因 キュルキュルと音がする場合は?
キュルキュルと音がして車のエンジンがかからない原因は、
上記でも説明した「セルモーター」が関係していると思います。
キュルキュルという音はセルモーターが回転する音で、
セルが回るのにエンジンがかからないという、この場合は、
バッテリーの充電不足か、ヒューズが飛んだと考えられます。
バッテリーを充電・交換することでエンジンがかかったり、
ヒューズを交換すれば治ります。
車のエンジンがかからない原因 ガガガと音がする場合は?
わたしが実際に車のエンジンがかからなかった場合に体験した音です。
ガガガと音がして、車のエンジンが掛からなかった場合は、
バッテリー上がりが原因のことがほとんどのようです。
私の場合は、
車の整備会社で働いている夫の友人に見てもらったところ、
その「ガガガ」という音を聞いてすぐ、「バッテリーだな」と気がついたらしく、
ブースターケーブルを使ってエンジンをかけてくれました。
「あぁ、これか」って感じだったので、
エンジンが掛からない時には結構多い症状なのかもしれませんね!
車のエンジンがかからない原因 パチパチと音がする場合は?
パチパチと音がする場合で車のエンジンがかからない原因も、
バッテリー上がりが考えられます。
その「パチパチ」という音は、「カチカチ」ではないでしょうか?
バッテリーの残量が少なくなると「カチカチ」という音がします。
バッテリーの充電・交換で回復します。
車のエンジンがかからない原因 無音・無反応の場合は?
キーを回しても、無音・無反応だった場合の車のエンジンが掛からない原因も、
バッテリー上がりが考えられます。
もし、クラクション(ホーン)を鳴らせる状況であれば、
鳴らしてみてください。クラクションの音が小さかったり、
音が出ない場合はバッテリー上がりです。
この場合はバッテリーの充電・交換で改善します。
車のエンジンがかからない原因 ライト・電気がつかない場合は?
ライト・ナビなどの電気がつかなくて車のエンジンがかからない原因も、
バッテリーにあるみたいです。バッテリーの老朽化などにより、
バッテリーが放電しきってしまっている状態が考えられます。
バッテリー上がりの場合は、バッテリーの交換などにより
電気がつかない場合エンジンがかかるようになります。
車のエンジンがかからない原因 ライト・電気がつく場合は?
ライト・ナビなど電気がつくのに車のエンジンがかからない原因は、
バッテリー上がりかセルモーターの故障が考えられます。
電気系統がつくのに車のエンジンがかからない場合は、
バッテリーを充電・交換するか、セルモーターの修理になります。
車のエンジンがかからないバッテリー以外の理由とは
上記の中にエンジンが掛からない車と同じ症状はありましたか?
主に車のエンジンがかからない1番の原因となるのは、
今説明してきたように、車のバッテリー上がり・充電不足が多いのですが、
もちろんバッテリー以外の原因でエンジンが動かないこともあります。
バッテリー上がり以外の原因で
エンジンが作動しなくなる原因についても詳しくお話します。
車のエンジンがかからないバッテリー以外の理由
ギアをパーキングに入れていない
ギアをパーキング(P)に入れていないと、
事故防止のためにエンジンがかからない車種もあります。
また、ブレーキペダルを踏んだ状態でないと、
エンジンがかからない仕様の車もあるそうです。
「入れていないわけがない」と思わず、
1度確認してみましょう。
ガソリンが入っておらずガス欠状態
ガス欠状態では燃料がないので車が動きません。
といっても、
「ガス欠ならすぐわかるよ!!」となりそうですが
古い車にのっている場合、まだ残っていると思っていても
ガソリンメーターがしっかり動いていない可能性があります。
メインヒューズが断線している
メインヒューズが切れていると、電気を流すことができません。
最近の車種にはカーナビやオーディオ、キーレスエントリーなど、
電装パーツが多いので、
なにかの拍子で過剰な電流が流れた場合に、
ヒューズはその過剰な電流を遮断し、
パーツが壊れないようにする役割があります。
バッテリーターミナルが腐っている
バッテリーターミナルとは、バッテリーの上部についています。
バッテリー液が漏れ、このバッテリーターミナルを汚してしまうと
バッテリーターミナルが腐ってしまいます。
腐食したバッテリーターミナルは、
エンジンとうまく接続できずに、エンジンがかかりません。
セルモーターが故障している
セルモーターは、エンジンを動かす役割をになっています。
なので、セルモーターが故障していると、エンジンはかからないようになっています。
車のエンジンがかからない時の対処法や連絡先は?
車のエンジンがかからないと、焦ってしまいますよね…。
とりあえず冷静になって、落ち着いて対処しましょう。
車のエンジンがかからない場合はどこに連絡すればいい?
車のエンジンがかからない場合は、
まず会社や誰かと約束していた場合、すぐに連絡をいれましょう。
すぐに車のプロへ連絡したくなりますが、急ぎではない場合、
JAFや車屋さんなどへの連絡は、自分で原因をだいたい特定してからの方が
説明がうまくできたり、的確な指示を得られると思います。
バッテリーが原因で車のエンジンがかからない場合の対処法
バッテリーが原因で車のエンジンが掛からなかった場合、
ほかの車から電気を分けてもらうことでエンジンをかけられます。
バッテリー上がりの時の対応には、
ブースターケーブルを使ってエンジンをかけられる可能性があります。
バッテリーがあがってしまった時のブースターケーブルの使い方は、
こちらの動画がわかりやすかったので、ぜひ参考にしてみてください。
ブースターケーブルは、ホームセンターやイエローハットで購入できます。
乗用車のほとんどは12VのブースターケーブルでOKですが、
トラックやSUVの一部は24Vのブースターケーブルをつかいます。
お店へ行って、車種を告げて店員さんに一緒に選んでもらうといいですよ。
もし、近くにホームセンターなどがない場所だった場合は、
- 任意保険の会社に電話してみる
- 近くの車屋さんに電話してみる
- JAFに電話してみる
(電話番号#8139で最寄りのJAF基地局につながります)
という方法があります。料金についてはこちら。
→JAFロードサービス料金のご案内
私の場合はジャフだとお金がかかりそうだったので
知り合いに頼んでブースターケーブルでエンジンをかけてもらうという
応急処置をしてもらって、イエローハットでバッテリーを交換しました!
バッテリー以外が原因で車のエンジンがかからない場合の対処法
バッテリー以外が原因で車のエンジンがかからない場合は、
レッカーか牽引での対処法になりますので、自分ひとりではなんともなりません。
- 任意自動車保険の会社に電話してみる
- 近くの車屋さん・ディーラーに電話してみる
- JAFに電話してみる
のどれかになってしまいます。
バッテリー以外の修理は素人では大変そうですので、
プロの力を借りるのが一番いいと思います!
各車関係の会社へ電話するときには、
メモを取れるものを持っていると読み返せるので安心です。
車のエンジンがかからなかった時の修理費用・体験談
わたしが今回体験した状況としては、夫の車にのってスーパーへ行こうと、
ブレーキを踏みつつ鍵を回したところ、「ガガガガッ!」という音がして、
車のエンジンがかからなかったんです…!!(>_<)
ちなみに車のナビも「ブツッ… ブツッ…」と、
つくの!?つかないの!?ってかんじで、電気系統がうまく動きません。
が、窓はなんとか開けられるという車の症状でした。
もう6年乗っているタントエグゼなんですが、
全く車の手入れをしない夫。
「もう寿命なのかな…買い替えなきゃいけないのかな…」
と、エンジンがかからないなら廃車にしなければいけなくなるかも…
という恐怖を感じていました。
まず車のエンジンがかからない原因を知らないと対処もできないし、
誰に何をどう聞けばいいのかわからないと思って
わたしが長時間使って検索したことを今回まとめてみました。
結論としては「バッテリー上がり」でした。
まず、車の整備をしている夫の友達が見に来てくれて、
セル(=エンジンキー)を回した時に
「ガガガッ」と音をするのを聞いて
「これバッテリーだ~」
とすぐわかっていたようでした。
そして、手早く自分の車と夫の車をブースターケーブルで繋ぎ、
とても簡単そうにエンジンをかけてくれました…!!
そのおかげで、車で30分弱かかるイエローハットへ行き、
無事にバッテリーを交換することができました。
夫の車は軽自動車のタントエグゼだったのですが、
バッテリーの交換料金は作業料込みで1万円でした…^^;
乗用車はもっと高いバッテリーが置いてありましたので、
2万位~と、もう少し料金が高くなるかなと思います。
ちなみに、イエローハットへ行く前に、
近所のガソリンスタンドにバッテリー交換をしてもらえないか
相談してみたんですが、
夫の車であるタントエグゼに合うバッテリーは
そこのガソスタでは在庫をおいていないということだったので
「今すぐ交換」ということはできませんでした。
また、1回エンジンを切ってしまうと、
またエンジンが切れてしまうかもしれないとのことで、
車を止める時もエンジンをかけたままにしていました。
車のエンジンがかからないと、
「もう動かないんじゃないか…」
「廃車にしなくちゃいけないんじゃないか…」
「買い替えとなったらお金どうしよう…」
「っていうか爆発したらどうしよう…」
と、不安に思うことがたくさんありますが、
「エンジンがかからない原因がわからなかったら車屋さんに電話で聞いてみる」
ということで、解決すると思います。
エンジンがかからない場合の原因は、ほとんどがバッテリーなので、
知り合いにブースターケーブルを持っている・使える人がいたら、
頼んでみることをおすすめします。
コメント
エンジンがかからない原因が「雨」; 雨が原因でエンジンがかからないことが有るんです!今年は例年になく、雨が多い年になり特に九月から毎週 台風関連の低気圧で朝からゲリラ豪雨の日も有り、うんざりしていた。それでも時々 晴れ間の出る日も、そんな日はいろいろと用事も増え、車を利用する機会も増えるが、今回だけは いつもと違い 台風で剥がれた車庫の屋根から大量の雨水が、ボンネットに集中的に被り、その状態が三日程 続くと 今まで調子の良い車も エンジン始動不能になるんです、セルも回るし、ヒュウーズも切れてない、ただ エンジン周りに水滴が有り、原因不明だった。今週の晴れ間を利用して、ボンネット全開で乾燥させ いざ始動 !今までの困難が嘘のように、セル一発で始動しました。
コメントありがとうございます!
雨がエンジンがかからないこともあるんですね~!
たしかに最近台風が多かったですもんね(^_^;)
エンジン周りに水滴があるなと見つけてから、
ボンネットを乾燥させるという改善策を
自分で見つけられたのはすごいですね!!!
あんなに台風が連続することはあまりないかもですが、
もし同じような状況になった場合は、
是非ボンネットを乾燥させるという方法を試してみたいと思います!!
無事にエンジンがかかってよかったです^^
貴重な情報をありがとうございましたm(_ _)m