秋になるとよく食べるのが、サツマイモ。
焼き芋にスイートポテト…サツマイモタルトとかも大好き!!
ただ、あのサツマイモの端っこって苦くないですか?
うちはいつも苦い部分を切り落として使っちゃうんですけど、
なぜサツマイモの端っこだけあんなに苦いんでしょうか?
食べても大丈夫なのか、体に害がないのか不安なところもありますよね。
また、サツマイモの両端だけカビてしまうということも多いので
ちょっとだけカビている場合は食べても大丈夫なのかどうか調べてみました。
(わたしはいつもかびている部分を切り落として、中がキレイなら食べちゃいますw)
それでは、サツマイモの「端っこ」についての詳しい情報をどうぞ!
サツマイモの端っこが苦いのはなぜ?
サツマイモの端っこや皮の近くなどは、
ゆでるとちょっと黒くなって苦くなってしまったりえぐみが出たりしますよね。
この苦みの原因は「ヤラピン」という成分。
サツマイモを切ったときに中から出てくる白い液体です。
サツマイモの端っこの部分は「ヤラピン」が多くなっているので
余計に苦味を感じてしまうのかもしれません。
このヤラピンという物質は便秘にいいという話もあるぐらいなので
食べても有害なものではないのですが、やっぱりおいしく食べるのであれば
端っこの苦くて固いところは切り落として調理した方がよさそうですね。
逆に、便秘が気になる方は端っこの固い部分も食べたほうがいいかもですw
ちなみに、サツマイモの黒いシミや塊も、
この「ヤラピン」が酸化しているだけなので食べても大丈夫ですよ。
サツマイモの端っこが固いのはなぜ?
サツマイモの端っこは、
サツマイモが成長する過程で栄養を運んだりしていた部分ですので
太い部分に比べると食物繊維がたくさん集まり、固くなっています。
また、調理をするときに水分が抜けやすいので
サツマイモの端っこが固くなってしまうという理由もあります。
サツマイモを柔らかくおいしく調理するコツ
サツマイモを柔らかくするコツとしては、
加熱するときに水分をまとわせながら火を通すのがおすすめです。
たとえば加熱する前にサツマイモを水にサッとつけるとか、
水をひたひたにしたキッチンペーパーをまきつけるとか。
(焼き芋の場合はその上からアルミホイルで包んで加熱します)
適度な水分をサツマイモに与えて保湿(?)しながら火を通すことで、
ねっとりしっとり甘い焼き芋が作れちゃいますよ(^O^)♪
サツマイモの両端にカビが!食べられる?
また、サツマイモの両端はカビが生えやすい部分。
よく、
「目に見えるほどカビが生えてたら中にはカビがぎっしり!」
「え~!!知らなかった~!!」
みたいなテレビ番組を見かけるので不安になる方もいるとおもいますが、
サツマイモの場合は両端がちょこっとカビていても大丈夫です。
というのも、サツマイモやジャガイモなどは密度が高いため、
カビが酸素に触れる割合が少ないんです。
なので、カビが生えている部分を切り落としてみて、
残った部分がいつもと同じ色なのであれば食べても大丈夫です。
ちなみに、わたしもちょっとぐらいカビが生えていても
カビが生えている部分はどどーんと大きめに切り落として
ちゃちゃっと使っちゃいます^^w
また、カビの部分を切り落とすときに使った包丁は、
キレイに洗ってからサツマイモの大丈夫な部分を切るようにしましょう。
サツマイモの端っこが苦い・固い理由や両端がカビていた場合の対処法まとめ
ということで、サツマイモの端っこが苦いのは
「ヤラピン」という物質が多いからという理由だとわかりました。
ヤラピンは食べても害はないのでちょっともったいない気もしますが、
サツマイモの端っこは食べる前に取り除くのがいいかもしれませんね。
(便秘の方は苦くてもヤラピンが豊富な端っこも一緒に食べると快便かも)
うちの5歳の娘は焼き芋が大好きなんですが
端っこの苦いところもしっかりぺろりと平らげてしまいます…ww
親としては
「そんなところ食べなくても、新しい焼き芋の甘いところを食べなよ!」
と言いたくなるところですが…
端っこの苦い部分は、ただ苦いだけで体に害があるわけではないですし、
むしろ便秘にいいということを今回知ることができたので、
今度から娘がサツマイモの端っこを食べていても見守っていようと思いますw
両端がかびているサツマイモも、カビている部分を取り除けば
ちゃんと太い部分の方は食べられるということだったので
イモ類はやっぱり長持ちするので便利だな~っと思いました^^
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