こんにちは!へるにあんです。
今年はいままでの年と比べると手足口病が流行するかも…
というニュースを耳にしました。
我が家には保育園にかよっている小さい子供がいますので、
今のうちから手足口病の予防をしておきたいなと思います。
そこで、真っ先に思い浮かぶのは
手洗いの後のアルコール消毒…という方法ですが、
手足口病の原因となるウイルスに、アルコール消毒は有効なのか…?
という疑問が浮かんできました。
そこで、今回は手足口病のウイルスの種類と、
手足口病のウイルスに有効な消毒方法を調べてみました!
手足口病のウイルスはアルコール消毒で予防できる?
インフルエンザウイルスなどには、
アルコール消毒が有効だと言われていますよね。
なので、手の消毒といえばアルコールが思い浮かぶのですが…
今まで流通してきたアルコール消毒液は、
「中性のアルコール」である可能性が高いです。
しかし、手足口病のウイルスは、
中性のアルコール消毒や熱に対する抵抗力が強いのだそうです。
なので、中性のアルコール系商品での消毒効果は期待できず、
熱湯なら98度で15分以上の温度と時間が必要だそうです。
でも、いくら手足口病になりたいくないからといって、
熱湯で指を消毒するわけにはいきませんよね…。
では、どんな消毒方法なら手足口病予防に有効なのでしょうか。
手足口病のウイルスの種類の弱点を探してみたいと思います。
手足口病のウイルスの種類の特徴とは
手足口病のウイルスは、
- エンテロウイルス
- コクサッキーウイルス
の2種類だそうです。
この2種類のウイルスは、
「ノンエンベロープウイルス」と呼ばれるウイルスだそうです。
ウイルスの構造には
- ノンエンベロープウイルス(手足口病・ノロ・ロタなど)
- エンベロープウイルス(インフルエンザ・風疹など)
の2種類があります。
このうち、エンベロープウイルスに対しては、
今まで使っていた中性のアルコール消毒でも有効となります。
その理由は、エンベロープウイルスは
脂質性の膜に被われていて、
アルコール消毒剤でそれを壊すことができるからです。
↓こんな感じです。
一方、ノンエンベロープウイルスは、
もともと膜がないので中性のアルコールに強いんです。
なので、中性のアルコール消毒ではダメージを与えづらいです。
しかし、手足口病のウイルスである、
エンテロウイルス・コクサッキーウイルスはノンエンベロープウイルス。
手足口病の予防は中性のアルコール消毒では限界があります。
では、手足口病のウイルスを消毒したい場合は、
どんなものを使ったらいいのでしょうか?
手足口病のウイルスを15秒で効果的に消毒・除菌する方法
手足口病のウイルスは、
中性のアルコール消毒が有効ではない…ということで、
ノンエンベロープウイルスの消毒方法を探してみたところ、
手足口病のウイルスを消毒するためには
「酸性アルコール消毒剤」というのがいいようです。
「アルコールなら同じじゃないの?」
って思いますが、
アルコール消毒剤のエタノールのpHを、
中性から酸性・アルカリ性にすると、
ノンエンベロープウイルスの消毒ができるそうなんです。
たとえば、ドラッグストアなどでよくみかける、
「手ピカジェル」ってありますよね。
今は、さらにバージョンアップした
「手ピカジェルプラス」が発売されているんです。
↓
手ピカジェルプラスは、リン酸をプラスし、
エタノールのpHを人の肌に近い弱酸性にして、
除菌力を高めた消毒用アルコールジェルです。
手ピカジェルプラスを使用した場合に
ノンエンベロープウイルスである「ノロ・ロタ」のウイルスを、
何秒で消毒・殺菌できるのかを実験したところ、
なんと15秒で各ウイルスを不活化できたそうなんです!!
しかも、今までどおりインフルエンザウイルスなどにも効果があるので、
強力で頼りになる消毒液ですね。
手ピカジェルプラスは、ノロウイルスやロタウイルスなどはもちろん、
手足口病の原因になるウイルスでノンエンベロープウイルスの、
コクサッキーウイルスやエンテロウイルスにも効果的です。
保育園や幼稚園にかよっているお子さんがいる家庭や、
お仕事や家事を休めない大人の方も、
家に一本置いておいて、手の消毒をすれば安心ですね。
その他、手足口病に感染したあとで、
嘔吐物や排出物がついた衣類を消毒するときは、
次亜塩素酸ナトリウムが効果的なようです。
↓我が家の場合は、娘がまだ赤ちゃんだった頃に使っていた
【第2類医薬品】ミルトン (次亜塩素酸ナトリウム) 液体タイプ 1L[ミルトン 殺菌・消毒(医薬品)/器具の消毒]【あす楽対応】
ただ、ミルトンは漂白作用もあるので、色物の洗濯は注意が必要だし、
酸性の漂白剤や洗濯洗剤と混ぜるとキケンなガスが発生するので、
使用するときは単体で使うようにしてくださいね。
手足口病の予防はウイルスの種類にあったアルコールで消毒!
ということで、手足口病を予防するためには、
手洗いうがいはもちろんのこと、
酸性のアルコールで消毒するのがいいようですね。
酸性のアルコールを使えば、
インフルエンザウイルスなどのエンベロープウイルスも
コクサッキーウイルスなどのノンエンベロープウイルスも
両方のウイルスを消毒・殺菌して撃退できる!!
…ということなので、我が家の手足口病の予防方法としても、
今家にある消毒液を使い切ったら↓コレに買い換えようと思います~^^
手ピカジェルプラス(300mL)【1612_p10】【手ピカジェル】
<おまけ>
同じく「ノンエンベロープウイルス」である、
「アデノウイルス」に感染するとはやり目になります。
こちらも小さい子供がかかりやすい病気で夏に流行するので、
こちらの予防方法についてもぜひ参考にされてみてください。
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