こんにちは!へるにあんです!
夏になると子供の保育園でも色んな夏風邪が流行りますよね。
特に、わたしが去年始めて知ったのが「ヘルパンギーナ」という夏風邪。
主に小さい子供に感染することが多い病気です。
しかし、
「子供がヘルパンギーナにかかったと思って看病していたら、
次はお母さんやお父さんがなんだか体調がおかしい…」
なんてこともあるらしいです。
でも、周囲からは「小さい子供がかかる病気だから大人はかからないよ~」
と言われて、どうしたらいいか悩んでいる…という場合があるそうで…
そこで、今日はヘルパンギーナの主な症状や、
ヘルパンギーナで1番辛い症状である「喉の痛み」への対処法を知っておいて、
万が一自分がヘルパンギーナになってしまった場合でも、
慌てずに対処できるようにしておきたいなと思います~!
ヘルパンギーナは大人も感染するの?感染経路や潜伏期間は?
ということで、冒頭でも少しお話ししましたが、
ヘルパンギーナは大人も感染することがあります。
ヘルパンギーナに大人が感染するのは、
疲れていて抵抗力が落ちている場合や、妊娠中などです。
ちなみに、子供がヘルパンギーナにかかるのは5月ころから増えていき、
7月ごろがピークで、9月頃になると減少するようです。
4歳以下の幼児(特に1歳くらいの赤ちゃん)が多いです。
ということは、大人に感染するのも同じ時期が多くなります。
潜伏期間は、エンテロウイルスに感染してから2~4日で発症します。
ヘルパンギーナが大人にうつる感染経路は?
ヘルパンギーナの感染経路としては、
便やツバの飛沫感染が主で、発熱時は感染力が強いです。
食事の時や、おむつ交換の時は注意が必要ですね。
ヘルパンギーナで高熱を上げている子供があまり食事を取れずにいて、
喉が痛くて飲み込めず、食べ残した食事などを
「もったいないから…」
と食べたりしているとヘルパンギーナに感染する危険が…(>_<)
もし、今「ヘルパンギーナに感染したのかも…」と心配な方は、
もしかしたら1番心当たりがある行動かもしれませんね。
(↑わたしも子供が風邪をひいた時にやってしまうので…)
そして、便からのヘルパンギーナ感染は、
熱が下がったあとも、2~4週間は感染する可能性があるそうなので、
子供の熱が下がったあとも、ウイルスに感染する場合があります。
ヘルパンギーナに大人が感染した場合の主な症状や診察・治療薬について
大人の場合、ヘルパンギーナに感染する確率は低いですが、
もしかかってしまった場合は、子供よりも重症化する傾向があるそうです。
ヘルパンギーナに大人が感染した場合の主な症状は、
- 喉の痛み
- 喉への発疹(口内炎のような水疱)
- 高熱
- 下痢
- 腹痛
- リンパ節の腫れ
などがあるそうです。
感染から2~4日は潜伏期間なので、その後に発症します。
大人の場合、39度以上の高熱が出る場合もあります。
(熱が出ない場合もありますので、病院を受診してみてください)
また、ヘルパンギーナは「夏風邪」とはいうものの、
咳や鼻水は出ないことが多いようですが、
お腹の調子が悪くなって、下痢や腹痛の症状が見られることも。
そして、ヘルパンギーナで1番つらい症状は喉の痛み。
喉が痛くなるのは子供のヘルパンギーナも共通ですが、
とにかくこの「のどの痛み」が辛すぎて、
食事も水分も取れずにつらい…となる可能性があります。
また、喉だけでなく上あごにも症状が出る場合があるようです。
手や足にも発疹が出てくる場合は、もしかしたら手足口病かもしれません。
ヘルパンギーナに詳しくないお医者さんでは、
「ヘルパンギーナ」と診断されないこともありますし、
「手足口病」などの似ている病気と、
ヘルパンギーナを見分けられない場合もある…という報告もあったので、
心配な場合は別の病院にかかってもいいかもしれません。
次に、ヘルパンギーナを調べていて1番びっくりしてしまったのは、
「ヘルパンギーナに対する特効薬」はないということ。
どの病院を受診しても、今あるつらい症状への対処療法しかありません。
ちなみに、抗生物質は細菌にしか効果がないので、
ヘルパンギーナのウイルスであるエンテロウイルスには意味がないそうです。
ですので、喉の炎症があればトランサミンなどの炎症を抑える薬、
咳が出ていればアストミンなどの咳を抑える薬…などです。
熱を下げるための解熱剤や鎮咳薬は種類がおおいので、
解熱剤ならカロナールやソランタール、などの薬を処方されます。
一般的にはどの患者さんにも、妊婦さんでも安全と言われている薬を
普段から処方する場合が多いそうです。
というのも、妊婦さんに安心して使える薬というのは、
昔からたくさんの人に使われてきた薬なので、
妊婦さん以外の人にとっても危険が少ない薬…ということだからです。
※妊婦さんの場合は妊娠していることを忘れずにお医者さんに話してください
しかし、下痢止めはお腹のウイルスの排出を遅れさせるので、
ヘルパンギーナの回復を遅くするそうです…どちらがいいのかは難しい問題なので、
お医者さんに聞いてみるのがいいかもですね。
ヘルパンギーナかもしれない大人に喉の痛みがでた場合の対処法
最後に、ヘルパンギーナで最もつらい症状である、
「のどの痛み」を和らげる方法について調べてまとめてみました!
ヘルパンギーナに感染している場合は、
ほとんどの人がのどの痛みが辛いことが多いようです。
まずお薬での喉の痛みへの対処方法についてですが、
熱がある場合に病院へ行くと、解熱剤を処方されることが多いようですが、
解熱剤は熱を下げるだけではなく「痛み止め」としての効果がある薬もあります。
なので、のどの痛みが辛い時は熱がなくても飲んだほうがいい場合があります。
市販薬では、バファリンやロキソニンなどが痛み止めとなります。
また、口の中に無数にできることがある「水疱」ですが、
口の中の皮膚が早く治るように、
口内炎用の軟膏を使ってみるのもいいと教えていただきました。
イソジンで口の中のウイルスを殺菌するのも効果的ですが、
水疱が破けた後だと、かなりの激痛を感じると思います…。
同じく口の中を殺菌できる食品として「マヌカハニー」がありますが、
わたしが以前喉の痛みで苦しんでいた時は、イソジンよりもマヌカハニーが効きました。
喉が痛い時に食べられる食べ物はすごく難しいですよね。
ツバを飲み込むだけでも激痛が走ってしまうので辛いです。
でも、何も食べないとどんどん体が弱ってしまうし…
そこで、気をつけて覚えておきたいのが、
一見食べやすそうなヨーグルトは、乳酸の酸が喉を刺激して
痛みを伴う場合があるということ。
ヨーグルトなんて体に良さそうだし、柔らかいし、
喉が痛い時でも大丈夫な感じがしますが…ダメなんですね~。
果物や果汁ジュースも喉を刺激するようなので注意です。
食べるものは、ミルクセーキやプリン、ゼリー、
アイスクリームなどは喉が痛くても食べられることが多いようです。
ヘルパンギーナに大人が感染した場合の症状と喉の痛みの対処法まとめ
ヘルパンギーナが辛いのはとにかく「のどの痛み」のようです。
大人が感染することはめずらしいかもしれませんが、
ちゃんと治しておかないとヘルパンギーナがほかの人にうつる可能性もあります。
また、ヘルパンギーナは「大人には感染しにくい病気」であり、
「インフルエンザのように出勤停止にはならない病気」であることから、
仕事を休まずに出勤しようとする方も多いようなのですが、
職場に小さい子供と暮らしている人や、
抵抗力が弱っている人がいるかもしれませんので、
上司へ報告して、休んでもいいかどうか相談したほうがいいと思います。
大人にはうつりにくい・出勤停止にはならないとはいっても、
自分自身も辛いですし、もし病院でヘルパンギーナと診断されたら、
無理をせずにゆっくり家で療養されてしっかり治してくださいね^^
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