こんにちは!へるにあんです♪
暑くなると心配なのが熱中症。
特に、子供やお年寄りは体温調整が苦手だって言われてますよね。
そう聞いてわたしが1番先に心配になったのが、
30年ものの扇風機1つで毎年猛暑を過ごしている実家のお婆ちゃんです。
もちろん金銭的な問題もエアコンがない理由の一つではあるのですが、
おばあちゃんは基本的にクーラーの風が苦手なんですよね^^;
いつも暑い暑いといいながら、扇風機に当たっています…。
そんな時、こんな統計を目にしたんです!
平成27年夏季の熱中症死亡者(屋内)のクーラー使用状況
参考:平成27年夏の熱中症死亡者の状況(東京都23区) 東京都福祉保健局
(http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/kansatsu/oshirase/nettyusho27.html)
なんと、屋内で熱中症で死亡した方の、約9割が、
クーラーを使用していなかったらしいんです…。
9割って…
このままじゃおばあちゃんが危ないかも…!!
いやっ!危ない…っ!!!!
と心配になり、クーラーが嫌いなおばあちゃんでも、
熱中症になりにくくなる方法はなにかないかと思い、
扇風機の効果や、扇風機がもっと涼しくなる使い方、
さらにクーラーや扇風機がなくても涼しく過ごせる方法など、
夏を涼しく過ごせる情報をいろいろ集めてみました!!
熱中症対策は扇風機でもちゃんとできるの?
今やエアコンが普及して、
どこの家でも快適な生活を送っていますよね。
でも、わたしが今もおばあちゃんが住む実家に居た頃は、
出かけようとしてシャワーを浴びると、
暑すぎてドライヤーもしんどいし、むしろ
「せっかくシャワーしたのに汗だくでよれよれ…。」
なんてこともしょっちゅうでした。それだけ暑いんです。
まだ10代だったわたしでも、実家の暑さには参っていたので、
80歳の誕生日・傘寿(さんじゅ)をすぎたおばあちゃんが、
快適に暮らせているとはとても思えません…orz
そこで、扇風機で熱中症と戦えるのかどうかを判断するため、
扇風機の冷却効果について調べてみました!
熱中症を扇風機で対策して効果はあるの?
そもそも、扇風機は熱中症に効果があるのでしょうか??
たしかに扇風機をつければ多少は涼しくなりますが、
本当に暑い時は、熱い空気が回ってるだけ…という感じがして、
どうにも満足できる効果は得られていない気がします。
調べてみた結果は…予想通りというかなんというか、
結論からいうと、扇風機は38度以上の猛暑になってしったら、
扇風機を使っていると余計に暑くなってしまうようです…(>_<)
なので、たとえばサウナのような状態の部屋に、
扇風機を置いたところで、なんの効果もない…ということになります。
ですが、
「そんなこといったって扇風機しかない!扇風機しか使えない!」
という人だからこそ、未だに扇風機を利用されているんですよね。
多分わたしのおばあちゃんもそういうと思います。
なので、ここではまず「扇風機はなぜ涼しいのか」を知り、
それを上手に利用して夏を過ごせる方法を考えてみたいと思います!
扇風機が涼しい理由1 肌に触れている空気が吹き飛ばされるから
わたしたちが、普段感じている空気の温度は、
肌に直接触れた空気が体温により温められていて、
本来の空気よりも高くなっています!
なので、扇風機を使うことにより、
その体温で温められた空気が吹き飛ばされて、
「涼しいな~!」と感じるみたいです。
自転車に乗ると涼しいと感じるのと同じ感じっぽいですね!
体温で空気が温められているなんて、想像もしていませんでした!
扇風機が涼しい理由2 気化熱で体温が奪われるから
汗をかいているときや、お風呂から上がったあとなどに、
扇風機の風を受けると「ああああ~涼しい~!」と感動しますよね。
でも、扇風機には空気を冷たくする効果はありません。
これは、皮膚の水分が扇風機の風によって気化して、
蒸発するときに体温を奪っていくので、涼しく感じるそうです。
ただ、この気化熱は、気温が体温よりも高くなってしまった場合は、
余計に暑く感じてしまうので注意が必要です。
熱は、温度の高い方から低い方へと流れます。
体温よりも気温が低い通常の場合は、扇風機の風が涼しく感じるのでOKなのですが、
体温よりも気温が高くなってしまうと、温度の高い方(空気)から低い方(わたしたち)へと
熱が伝わって来るので、暑くなってしまいます。
また、湿度が高いと同じ温度でも不快に感じます。
扇風機はそれなりの暑さまでなら効果がある
扇風機は体温を越える暑い日には役に立ちませんが、
通常は涼しく感じるものではあるようですね!
でも、「体温より気温が高くなったら意味がない」
なんて知らなかったし、
わたしの実家のおばあちゃんなんてもちろん知らないだろうし、
暑ければ暑いほど扇風機の風に当たろうとしてしまわないか心配です。
そこで、扇風機でも、暑い夏を涼しく過ごす方法があることを知り、
すぐに真似できる方法をたくさん集めてみました!!
扇風機による「気化熱」を利用した暑さ対策が多いみたいです♪
扇風機だけでも部屋で涼しく過ごせる工夫は?
何度も言いますが、わたしの実家にはエアコンがないんです。
いまどきエアコンもないなんて…と思うかもしれませんが、
とにかくエアコンの風が嫌いな人ばかりなんです。
もしかしたら、お金がなくてエアコンが買えないけど、
気を使わせないようにそう言っているのかもしれない可能性もありますが…(笑)
どっちにしても、このままじゃおばあちゃんも暑さでダウンしてしまうかもしれないし、
お父さんお母さんも暑くてバテバテになりそうなので、
扇風機だけでも涼しく過ごせる方法はないかな~と思い、色々調べてみました!
涼しくする工夫!1 扇風機に濡れタオルをかける方法
扇風機の後ろ側に濡れタオルをかけます。
前ではなくて、後ろ側にかけるというその理由は、
冷たい空気を扇風機が取り込んで部屋に流してくれるからだそうです!
また、タオルで保冷剤をくるんで扇風機の後ろにつなぐのもよさそうです♪
涼しくする工夫!2 凍らせたペットボトルを扇風機の前に置く方法
2Lのペットボトルに水を入れて凍らせます。
そのペットボトルを扇風機の前に置くと、
送られてくる風が若干冷えるので涼しくなります♪
ペットボトルの下が濡れてしまわないように、
新聞紙を敷いたりすることをおすすめします!
涼しくする工夫!3 洗面器に氷水を入れて扇風機の前に置く方法
ペットボトルと原理は一緒です。
洗面器に氷や氷水をいれて、扇風機の前に置いておきます。
洗面器の下が濡れてしまわないように、
新聞紙をしいたりすることをおすすめします!
涼しくする工夫!4 クーラーボックスに保冷剤と水を入れて扇風機の前に置く方法
ペットボトルや洗面器の方法もいいのですが、
すぐに溶けてしまうのが問題ですよね(>_<)
そういう時は、クーラーボックスに水を張り、
保冷剤を入れて置いておくと、長持ちするのでおすすめ♪
さらに、「ちょっとお昼ご飯を作りに行ってこよう~」
なんて時には、クーラーボックスの蓋を閉めておけば
無駄に溶けることもないので便利です^^
涼しくする工夫!5 ミストをスプレーしてから扇風機に当たる方法
体感温度を低くして涼しくする方法です!
体に、ミストスプレー容器に(100均一の霧吹きでOK)水をいれ、
冷蔵庫で冷やしたものを体にスプレー。(冷たすぎる場合は常温の水でも)
それから扇風機の風に当たればとっても涼しいです!
ただし、体が冷えすぎないように注意してください!!
ただ、気化熱を応用しているので、この方法を試したあとで、
部屋の湿度が高くなってきた場合は湿気対策もするといいかもしれません!
同じ温度でも、湿度が低くなればさらに涼しく感じますよ♪
涼しくする工夫!6 扇風機を置く場所を変えてみるやり方
扇風機は、「邪魔にならないところ」に置こうと考えていませんか?
わたしの実家の場合はそうでした。ですが、じつは扇風機を置く場所によって、
もっと涼しくできる場合があるみたいなんです!!
扇風機を置く場所は、その時の状況によって変えるようにするといいみたいです。
室外の方が涼しい時は窓の前に部屋へ向かって風がくるように、
室内の方が涼しい時には、窓の外に向かってまわします。
外の方が涼しい時は、外の涼しい空気を取り込めるように!
中の方が涼しい時は、外の暑い空気を取り込まないように!
ということみたいです^^かなり違うみたいですよ~!
外へ向かって扇風機を向けるなんて初耳でした~!
熱中症を予防したいけどエアコンがない場合はどうしたらいい?
次に、エアコンはないし、扇風機で涼しくする工夫はしたけど、
「まだ暑い…なにかできることはないかな…」
という場合に、エアコン無しでもすぐにできる暑さ対策をまとめてみました!
エアコンや扇風機以外で涼しくする工夫!1 ハッカ油
ハッカ油は本当にすごいです!!使い方は様々で、スプレーしてみたり、
扇風機の前面にはっか油スプレーをしたガーゼを貼ってみたり、
ドリンクを作るときに使ったり…さらには虫除けにも使えるんだとか!!
でも、ハッカ油は肌が弱い人は扱いが難しいし、
そうでなくても肌の粘膜や目には絶対に入れないようにするとか、
原液での使用には注意が必要とか…
いろいろ使い方が難しいみたいなので、
ハッカ油の使い方についても後日詳しく調べてみたいと思います!
追記:調べてみました!
※ちなみに、ハッカ油での清涼感は、脳が「涼しい」と勘違いしているだけなので、
実際に体温が下がるわけではなく、しっかりと水分補給することが必要だそうです!
エアコンや扇風機以外で涼しくする工夫! 霧吹きとうちわ
これは、お風呂上がりに扇風機で涼しくなるのと同じ原理なのですが、
顔や腕などに霧吹きで水をスプレーしてうちわで扇ぐと、
皮膚に接している、体温で温められた空気が新しい空気に入れ替えられて、
部屋の温度は下がらなくても、体感温度が低くなります!
さらに、霧吹きする水を冷やしておくと効果がUPします!
エアコンや扇風機以外で涼しくする工夫!2 打ち水
昔から実行されているのが打ち水。
打ち水は絶対に日陰に水をまいてください!
真夏では、日が当たるところに水をまいても、
あっという間に蒸発してしまうので、十分な効果がでないそうです。
水をまくと有効な場所は、花壇やベランダ、バルコニー。
また、日陰になっている家の壁でもOKです。
ただし、昼間の暑い時に日向のアスファルトなんかに打ち水してしまうと、
たしかにそのときは一瞬涼しくなるかもしれませんが、
その場の湿度が高くなってしまうので、結局体感温度も高くなります。
エアコンや扇風機以外で涼しくする工夫!3 肌に触れるものは涼しい素材を
着ている衣服はもちろん、夜に寝苦しい…という時には、
シーツの素材も替えてみるといいかもしれません!
衣服でおすすめの涼しい素材としては、
- 麻(リネン)
- レーヨン
- コットン
などがあります。
シーツでおすすめの涼しい素材としては
- 竹
- い草
- 麻(リネン)
そして、NASAのために開発されたという、
「アウトラスト」という素材がひんやりとして快適だと人気です!
【31日迄P5倍】【送料無料】タオル×アウトラスト ふとん屋が考える敷きパッド 綿100% シングル 100×200cm 敷きパット 汗取り NASA開発 温度調節素材 Outlast タオル地 夏 寝具 パッドシーツ・ベッドシーツ兼用 四隅ゴムひも付き さらさら 洗える 【あす楽対応】【PADPP】
寝苦しい夜は本当に辛いですが、敷パットを暑さ対策のものに変えるだけでも
かなり涼しくなって快適に過ごせますよ!
エアコンや扇風機以外で涼しくする工夫!4 涼しくなる食べ物を食べる
涼しくなる食べ物は、トマトやなすなどの夏野菜、
さらにスイカやきゅうりなどがいいみたいです!!
また、南国の食べ物のパイナップルなどにも、
熱を下げる効果があるみたいですよ♪
ちなみに、熱中症の水分補給におすすめの飲み物も調べてみたので、
この記事もチェックしてみてください!
エアコンや扇風機以外で涼しくする工夫!5 視覚や音で気分を涼しく
青系のカーテンや布団、小物など、
寒色系の色で部屋を統一すれば、見た目が涼しげになります♪
また、風鈴を飾ってみるのも素敵な夏になりそうですね^^
クーラーがない場合は扇風機以外の熱中症対策も必要!
扇風機だけでは、涼しい夏を過ごすにはちょっと困難みたいです。
なので、扇風機やクーラー以外で涼しくなる方法を、
さっそくおばあちゃんや家族に教えてあげたいと思います♪
これだけたくさん実行してしまったら、
逆に寒くなってしまうかもしれませんね!(笑)
体の冷え過ぎには気をつけて、熱中症対策をしてみてくださいね!
↓関連記事はこちらです♪
コメント