こんにちは、へるにあんです。
熊本地震ですが、車の中での避難生活でエコノミー症候群になってしまい、
体調が悪くなってしまった方が多くいるとのニュースがありました。
車で生活する「車中泊」が原因でエコノミー症候群になり亡くなられた方もいて、
まさかの想定していない状況で身内の方はとても辛いと思います…。
日本は地震大国。明日は自分のところに地震が起きるかもしれません。
明日の夜はいきなり車の中で過ごさなくてはいけなくなるかもしれません。
そうなった場合、どうしたら自分と家族をまもれるのかな…と考えてみました。
なので、車中泊をする時のエコノミー症候群への対策方法や、
車中泊にあったら便利なグッズなども紹介していきたいと思います。
地震で車に避難しなければエコノミー症候群は回避できる?
車で避難していてエコノミー症候群になってしまうのであれば、
別の避難場所へ行けばいいじゃん!と思われる方もいるかもしれません。
ほかの避難場所といえば…自宅?避難所?公園?
…指定避難所へ避難できれば1番いいのかもしれません。
支援物資もそれなりに届いており、今はそんなに不便はない状態らしいです。
しかし、今回の熊本地震について、色々なテレビ、ネットニュース、新聞。
いろんな形でいまだに車の中で避難している人がたくさんいるとの報道がありました。
あまりにもその避難している車の数が多く、駐車場が間に合わないほどだそうです。
どうして避難所が設置されているにもかかわらず、
こんなに車に避難している人が多いのでしょうか?
車で避難している方は、様々な年齢層の方々がいらっしゃいます。
でも、見るからにお年寄りや赤ちゃんがいる家庭は車中泊は辛そうですよね…。
車で寝泊りしている理由を調べてまとめてみたところ、
- 倒壊が怖くて家に戻れない
- 地震が怖くて建物の中で眠れない
- 避難所がいっぱいで入れない
- 指定避難所まで遠くてたどり着けない
- ペットがいるので迷惑がかかるから
- 赤ちゃんがいて泣き声が迷惑になるから
- 高齢者の方で避難所までたどり着けない
- プライバシーがない避難所が居づらい
などの様々な理由で、やむをえず車で生活しなくてはいけなかったようです。
我が家は小さい子どもがいるので、やっぱり泣き声などもうるさく、
周囲に迷惑をかけてしまいそうなので車での避難生活になりそうです…。
ですが、車の中で避難生活を続けることで、
命を脅かすほどの体調不良になる場合があるのがエコノミー症候群。
今回の熊本地震でも車中泊をしていた方々が数名、
エコノミー症候群により意識不明の重体で、病院へ搬送されたそうです。
亡くなられた方の他にも、体調が悪くなったという人が続出しているようです。
地震が来たら車中泊の可能性もあるな…という我が家なので、
車中泊で注意したい「エコノミー症候群」について詳しく調べてまとめてみました!
避難中の車中泊でエコノミー症候群になってしまう原因は?
車中泊で体調不良になってしまうことを
「エコノミー症候群」「エコノミークラス症候群」というそうです。
熊本地震の件で「エコノミー症候群に注意」とよく報道されているので、
今やエコノミー症候群という言葉はもうみなさん知っているかと思います。
このエコノミー症候群は、
旅行者血栓症(りょこうしゃけっせんしょう)やロングフライト症候群、
深部静脈血栓症(しんぶじょうみゃくけっせんしょう)ともよばれています。
同じ姿勢をしていることで、大腿静脈(だいたいじょうみゃく)に、
固まった血の塊ができてしまう病気です。
また、この血栓が肺に運ばれて肺の血管が詰まった場合は、
「肺塞栓症(はいそくせんしょう)」といいます。
簡単に言うと、同じ姿勢を続けることで血管が詰まってしまい、
倒れたり死に至ってしまう…ということみたいです。怖いですよね…。
エコノミー症候群になってしまう原因となりやすい人を知っておこう
エコノミー症候群になってしまう原因は、
- 脱水・水分補給が足りていない
- ずっと同じ姿勢で身動きがとれない
などがあるようです。
長期臥床(ちょうきがしょう・長いあいだ寝たきり)の方や、
旅行中の飛行機・電車・バスなどの座席でも起こります。
また、エコノミー症候群になりやすい人は、
- 手術や骨折をしたばかりの人
- 血栓が出来たことがある人
- 肥満の人
- 生理中の女性
- 妊娠中の女性
- 出産後の女性
- 中高年の人
- 経口避妊薬・ピルを服用している人
だということです。
月経は女性なら毎月あるものですので、可能性はありますね。
車で生活していると、ずっと同じ姿勢をしなくてはいけない上に、
今は地震で水も不足していて、満足に水分補給ができない状態です。
となると、避難所にいたほうがいいような気がしますが、
- 倒壊が怖くて家に戻れない
- 地震が怖くて建物の中で眠れない
- 避難所がいっぱいで入れない
- 指定避難所まで遠くてたどり着けない
- ペットがいるので迷惑がかかるから
- 赤ちゃんがいて泣き声が迷惑になるから
- 高齢者の方で避難所までたどり着けない
- プライバシーがない避難所が居づらい
などの理由から、今回の熊本地震では現在も
みなさんやむをえず車中泊をされています。
ということは、今わたしたちの住んでいる場所で地震が発生した場合、
同じように車での車中泊を余儀なくされる可能性があります。
地震からも車中泊からも逃げられない…という精神的にも辛い中、
エコノミー症候群を回避するためにはどうしたらいいのでしょうか?
エコノミー症候群を回避するための対策方法は?
もしも地震などで車に避難することになった場合、
いきなりその場でエコノミー症候群の対策をするには、準備が足りなすぎます…。
なので、エコノミー症候群にならないためにも、
車にあらかじめ車中泊に必要なものを準備しておく必要があると思います。
車中泊でエコノミー症候群を回避するためにすごく便利なグッズがあったので、
これは車に備えておいたほうがいいかもしれません。
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車の中で身動きが出来ない原因は、座席があるからですよね。
シートを倒してフラットにしてしまえば、その分いろんな姿勢になることができます。
この車中泊用のマットを使えば、車のシートの凸凹が気にならないので、
車の中に備えとして入れておけばいざという時にすごく役に立ちそうです!
エコノミー症候群にならないために覚えておきたいこと
また、車の中で長時間同じ姿勢が辛いと感じた場合に、
そういう車中泊専用のマットなどの備えがなかったら、車の座席を倒したとしても、
やはり身動きをとるには限界があると思います。
2時間に1回は外へ出て体を動かすことがいいみたいなので、
こまめに動いたり、体制を変えるようにしたほうがいいそうです。
また、足首を上下に動かすのも効果的らしいので覚えておきたいと思います。
家族に高齢者がいる方は、おじいちゃんおばあちゃんは歩くのが辛いから…と気遣って、
高齢者の方がずっと車の中で座っていたり寝ていたりすると、
逆にエコノミー症候群になってしまう可能性が高くなってしまいます。
少しずつでも一緒に体を動かしたりして、
ずっと同じ体制でいないように気遣ってあげることが必要みたいです。
エコノミー症候群への対策で水分補給はどのくらい必要?
さらに、エコノミー症候群の原因として、「脱水」ということがあります。
実際、今現在避難されている方々の中には、
水分補給をしたくてもできない…という方が多いみたいです。
トイレが近くなるから…という理由で、わざと水分を取らない人もいます。
でも、エコノミー症候群対策には水分補給は必要です。
人間に必要な水分量は、体重1kgあたり1時間に1mlと言われているそうです。
ということは、60キロの人は1時間に最低60mlの水分を取る必要があります。
1日は24時間なので、1440ml。大体一人1.5リットルは水分補給をしたいところです。
うちは夫と子どもが二人いるので1日に3~4リットルは水が欲しいところなのかな…。
地震直後はで水を調達できない可能性が高いので、
2リットル×6本入の水を箱で2つくらい車に用意しようかな…と思いました。
が、うちは軽自動車しかないので、いらないものは車に積まないようにして
非常用の備えを置いておくスペースを作らないといけません^^;
地震による避難生活のための備えを見直しておこう
今、支援物資がうまく避難所へ届かない…とか、
エコノミー症候群で病院へ搬送された方もいるとか、
地震が起きたその後も辛いことがたくさんあるんだというのを目の当たりにして、
普段から車へ非常時の備蓄を揃えておくとか、
緊急時の対策や注意点を知っておく…というのはすごく大切だなと思いました。
地震は普段「準備しておかなきゃ」とは思うものの、
今回のような大きな地震がないと、なかなか実行できずにいました。
家族を守るために、すぐにでもしっかり必要なものを揃えておきたいと思います。
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