こんにちは。へるにあんです!
地震で避難している間は大人も子どももみんな、
不安や恐怖でイライラしたり泣きたくなったりますよね。
そこで、避難所での乳幼児の泣き声について、
少しでもなにか対策できる方法はないかと思い、実際に被災された方の声を聞いて、
避難所での赤ちゃんの泣き声の対策方法をまとめていきたいと思います。
避難所で赤ちゃんが泣き出してしまって、
どうしよう…というときにぜひ試してみたい方法もまとめてみました!
赤ちゃんが泣き止まずに困っている場合はぜひ試してみてくださいm()m
地震が怖くて眠れない場合はこちらの記事もどうぞです↓
避難所では赤ちゃんの泣き声が問題になってしまう
地震の避難所生活での赤ちゃんの泣き声問題は、
東日本大震災の時にもありました。
でも、赤ちゃんがなかなか泣き止んでくれないと、
赤ちゃんのママや家族は周囲からの視線が気になってしまいます…。
そうなると、赤ちゃんのお母さんや家族は周囲の人へ配慮して、
赤ちゃんと一緒に寒い外で過ごすことになったり、
地震だけでもストレスなのに、周囲への配慮もストレスになってしまうことに。
赤ちゃんの泣き声について、周りの理解を得られると一番いいのですが、
避難所では色々な状況の方がいて、なかなか難しい場合も多いですよね…。
どんなにあやしても赤ちゃんは泣くときは泣いてしまいますし、
泣くのが赤ちゃんの仕事なのでしょうがないんですけどね…。
夜になると避難所は暗くなり、
暗くなると赤ちゃんたちは不安になって泣き出します。
もちろん、そのほかの理由もたくさんあると思います。
お腹がすいているかもしれません。
おむつが冷たいかもしれません。
寒いのかもしれないし地震が怖いのかもしれません。
でも、いつもチェックするその項目は、支援物資が届かない状態では、
状況を改善することはなかなか難しいですよね…。
赤ちゃんの家族は、自分も大変な避難生活を送る中、
赤ちゃんのミルクがなかったり、おむつがなかったり、着替えがなかったり…。
その対処だけでも頭がいっぱいになってしまうほど悩むのに、
赤ちゃんが泣いてしまえば、周囲に気を使って
寒い中外で赤ちゃんをあやしたり、ずっと寝ないで抱っこしたり…。
そんなことが被災地の避難所で起きていると聞き、
赤ちゃんと家族の、そんな状況をなんとかできないものかと思いました。
そこで、赤ちゃんの避難所での泣き声対策について調べてみたところ、
ある避難所では色々と「赤ちゃんがいる家庭への配慮」というか
避難所にいる人みんなが少しでも快適に過ごせるように、
避難所を工夫して使っていることを知ったので、
それをここでまとめていきたいと思います。
赤ちゃんの泣き声が気になる時に避難所でできる対策方法は?
これは、実際にある避難所で行われた対策で、
「避難所の一部を子どもがいる家庭でまとまって使わせてもらう」
ということです。
専用にできる別の部屋があれば一番いいですが、
なかなかそうもいかないと思いますので、
体育館の一角を子連れのファミリースペースにする方法をとっているところがありました。
子供の泣き声が気になる方と、子供達の距離を物理的に離すことで、
わずかですが聞こえてくる泣き声が小さくなるはずです。
子供がいる家庭でまとまることで、必要なものの共有や、
支援物資の情報・子供同士のふれあいなど、
避難所での生活でプラスに働くことがたくさんあります。
また、「パーテーションでプライバシーを守ってもらう」という方法も。
赤ちゃんの泣き声が気になることの理由の一つには、
「大勢の前で授乳がしにくい」ということもあります。
ちょっとした目隠しがあれば、授乳もしやすくなりますね。
また、プライベートな家族だけの空間ができることで、
赤ちゃんが安心して泣き止む可能性もあります。
震災してすぐの場合、仕切りの用意がない事の方が多いと思いますが、
支援物資を募集し始めたらお願いしてみるのもいいと思います。
まずは、避難所で上になっている人に相談してみましょう!
実際にあったある避難所では、
赤ちゃんを連れた家庭で集まり話し合い、何を話すかをまとめて、
避難所での赤ちゃんとの過ごし方について周りに協力してもらっていました!
赤ちゃんが泣き止む方法をまとめてみました!
今回の熊本地震では、携帯やスマホが各所で充電できるようになったとはいえ、
電池は大事なのでずっと動画を見せているわけにはいかないですよね。
なので、携帯やスマホの動画などにたよらずに、
赤ちゃんを泣き止ませる方法を探してまとめてみました!
耳の中に指を入れる
伊東家の食卓で紹介され、70%の確率で赤ちゃんが泣き止んだそうです。
やり方は耳の中に指を入れ、「こちょこちょ」するだけ。
指の爪にはちょっと注意が必要ですね^^;
でも、これは反射作用で泣き止むそうなのでためしてみる価値ありです!
鏡を見せて子供に自分の顔を見せる
これは1歳を過ぎた赤ちゃんに効果があるようです。
たしかに、うちの娘も鏡を見せると不思議そうな顔をして、
鏡に映る自分が面白いらしく笑っていました。
スーパーのビニール袋をこすり合わせる音を聴かせる
これはわたしの娘にはあまり効果が無かったのですが、
ほかのお母さんたちは、赤ちゃんの泣き声に効果があった!
という方が多かったです。
ただ、こすり合わせるのをやめるとまた泣いてしまったり、
赤ちゃんの泣き声はやんだけどビニールの音がうるさい…
ということにもなるかもです^^;
水を口に含ませて音を出して聞かせる
助産師の先生が前にテレビで紹介していた、
赤ちゃんが泣き止む方法は「水を口に含ませて音を出す」
というものでした!
やり方としては、水を大さじ1杯程度口に含ませ、
そのまま息を吸いながら下を向く、というものです。
ちょっと人前でやるのは抵抗があるかもですが、
ホワイトノイズという子宮音に似ている音が出るので、
赤ちゃんが安心して泣き止む…ということらしいです!
赤ちゃんに「大丈夫」と声をかけてあげる
赤ちゃんが「泣いたら誰かが来てくれるんだ」とわかってくれれば、
安心してなく回数が減るそうです。
おくるみで赤ちゃんをしっかり巻く
体が固定されることで、ママのお腹にいた頃を思い出して、
赤ちゃんが安心してすやすや眠ってくれるということです。
また、モロー反射などで起きてしまうこともないので、ぐっすり眠れます。
アメリカの小児科医が紹介するThe Holdという方法
最後に、生後2~3ヶ月の赤ちゃんにぴったりの方法を紹介します。
たった4つのステップで、あっというまに赤ちゃんが落ち着いてくれます。
動画を見るとその赤ちゃんの落ち着いた表情に驚いてしまいます!
やり方は動画を見るとわかりやすいのですが、
- 両腕を胸の前でたたみ、片方の手で抑える
- うつぶせの状態になるように持ち上げる
- 反対の手で赤ちゃんのお尻を支える
- 少し前のめりにして(45度)優しくゆらす
という手順になっています。
首がまだ座っていない赤ちゃんの場合は、
腕を抑えるとき、一緒に親指と人差し指で「OK」の形を作り、
赤ちゃんのあごも一緒に支えてあげるといいようです。
ちょっと難しそうなので落とさないように注意ですね^^;
それでは、実際に動画で見てみるとわかりやすいと思います。
1:00くらいから見るといいと思います。
あっという間なので、ぜひためしてみてください。
避難所で赤ちゃんの泣き声で肩身の狭い思いをしないためには
赤ちゃんの泣き声は、被災していない場合でも頭を悩ませてしまうママが多いくらいなのに、
地震の不安も続く中、何もない状態の避難所で、
赤ちゃんと快適に暮らすというのはすごく大変ですよね…。
それを理解して協力してくれる方が周りにいればいいのですが、
子どもがいなくて気持ちがわからない人や体調が悪い人、
中には子どもが嫌いな人もいるかもしれません。
自分が大変な状況に置かれている場合には、
普段の生活では赤ちゃんの泣き声が大丈夫な人だとしても、
避難所ではイライラしてしまう人も多いかもしれません。
そんないろんな人たちが集まって暮らしている避難所で、
小さい赤ちゃんを持つ親御さんたちが、肩身の狭い思いをしています。
避難所で赤ちゃんを持つ家庭がだんだんと少なくなってしまうのは、
そういう理由があるんですね。
でも、帰る場所も寝泊りできる車もなくて、
頼れるツテもない赤ちゃんとお母さんは避難所で生活するしか選択肢がありません。
愛知県では、赤ちゃんがいる家族専用の避難所が設けられていて
周囲への気遣いなどを気にしなくてもいいようになっているそうですが、
実際にはそこに入れる赤ちゃんと家族はひと握りですよね…。
どこの避難所でも、赤ちゃんとその家族も避難生活を送れるよう、
みんなで協力して過ごせたらいいなと思います。
赤ちゃんとの避難生活は、本当に、ものすごく大変だと思います。
わたしが魔法使いだったらな…と思う日々ですが、
この記事で、一人でも多くの赤ちゃんが泣き止んでくれるといいなぁ。
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