こんにちは!へるにあんです。
ダークチョコレート(1847年製造)、ミルクチョコレート(1875年製造)、ホワイトチョコレート(1930年製造)に続き、最近話題になっている「約80年ぶりに誕生した第4のチョコレート」、ルビーチョコレート。
でも、実は以前にも「ブロンドチョコレート」というチョコレートがあったんです。もしそうなら、ルビーチョコレートは「第5のチョコレート」ということになります。
本当に「第4のチョコレート」と呼べるのはルビーチョコレートとブロンドチョコレートのどっちなのかを、色んな視点で考えてみましたのでここでシェアします。
第4のチョコレートはルビーチョコレート?ブロンドチョコレート?
第4のチョコレートはルビーチョコレートなのか、ブロンドチョコレートなのか、どっちなのかを知るには、まずルビーチョコレートとブロンドチョコレートがどんなチョコレートなのかを知っておかないとですよね。
ということで、ルビーチョコレート、ブロンドチョコレートのそれぞれのチョコレートについて調べてみました。
ルビーチョコレートとは?
ルビーチョコレートは、カレボーという会社が13年という長い月日をかけて開発したピンク色のチョコレート。「ルビーカカオ」と呼ばれる厳選されたカカオ豆を使い、カカオ豆の時点で赤い色を引き出すことに成功しました。
カレボーは、着色料なしでストロベリーチョコのようなピンク色のチョコレート「ルビーチョコレートRB1」を販売し、製菓業界に革命を起こしました。
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ちなみに、ルビーチョコレートが発売され始めた時期は、2017年の9月頃です。
カカオが持つ天然の味なのに、かわいらしいピンク色であったり、ほんのりいちごやベリー系の酸味を感じることができるという不思議なチョコレートなんです。何かを混ぜたり加工したりしなくても、フルーティーなベリーの酸味をを出すことができるのがいいですよね。
ブロンドチョコレートとは?
ルビーチョコレートの前にも、「第4のチョコレート」と騒がれていた「ブロンドチョコレート」は、フランスのチョコレートメーカー、ヴァローナ社が開発したチョコレートです。
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ブロンドチョコレートが発売され始めた時期としては、2017年のバレンタインデーの時期から見かけるようになったような気がします。
実は、ブロンドチョコレートはホワイトチョコレートの製作途中で偶然生まれたもの。ホワイトチョコレートを製作中に焙炉(ほいろ・下から熱を加えて保温する機械の事)に入れっぱなしにしていたところ、10時間後に見てみるとホワイトチョコレートの色ではなくなっていて、きれいなブロンド色になっていたことから誕生したそうです。
なので、ブロンドチョコレートは「もとからブロンド色」というわけではなく、「ホワイトチョコを加工してブロンド色になったのがブロンドチョコ」ということになります。ちなみに、ブロンドチョコレートの味はキャラメルとビスケットを合わせたような香ばしい味だそうですよ。
ルビーチョコレートとブロンドチョコレートの違いは?
ルビーチョコレートとブロンドチョコレートの違いですが、ルビーチョコレートはもともとのカカオの赤みを引き出し、着色料や添加物を一切使用せずにピンク色を作ることができるのが1番の違いなのではないかと思います。
一方、ブロンドチョコレートの元になるのはホワイトチョコレートでしたよね。(厳密には原材料も少し違います)ホワイトチョコレートについても少し調べてみたので、第4のチョコレートがルビーチョコレートなのかブロンドチョコレートなのかを判断する材料にしてみてください。
第3のチョコレート ホワイトチョコレートとは?
ホワイトチョコレートはカカオの種子の脂肪部分であるカカオバターを使って作られています。なので、「ホワイトチョコレートに使われているカカオが白い」というわけではなく、カカオの脂肪部分(カカオバター)を使って作られるチョコレートだから白いんですね。
そして、そのホワイトチョコレートを加工することによってブロンド色にしたのが「ブロンドチョコレート」なので、私の個人的な感想としては、ブロンドチョコレートはホワイトチョコレートの一種…という感じがします。
現に、家庭でホワイトチョコレートからブロンドチョコレートを作っている方もいます。
第4のチョコ?★ブロンドチョコの作り方★ by Hushsan
ブロンドチョコレートとホワイトチョコレートで違うのは、原材料に「バターが入っている」というところ。ブロンドチョコレートを作る際にバターを使用することで、塩キャラメルのようなビスケットのような風味がでるのではないでしょうか。
第1のチョコレートダークチョコレートと第2のチョコレートミルクチョコレートの違い
しかし、第一のチョコレートであるダークチョコレート(ブラックチョコレート)と第二のチョコレートであるミルクチョコレートの違いを見てみると、「乳製品が入っているかどうか」という違いしかありません。
ダークチョコレートは、カカオ豆をすりつぶして作った「カカオマス」と「カカオバター」、そして糖分などを使って作られています。そして、そこにミルクなどの乳製品を加えたのがミルクチョコレートになるんですね。
でも、わたしがさっき書いていたように「ブロンドチョコレートはホワイトチョコレートの一種」としてしまうと「ミルクチョコレートはダークチョコレートの一種」という事になってしまいます。
この考え方だと「第一のチョコレートはビターチョコレート」「第二のチョコレートはルビーチョコレート」ということになってしまいます…これじゃあなんだか見当はずれな意見になっている気がしますね。難しい…。
ということは、「ホワイトチョコレートには入っていないバターを使って風味を変えているブロンドチョコレートも第四のチョコレートとして認めてもいいのではないか」という気もしてきます。
でも…この理論でいうと、抹茶を混ぜた「抹茶チョコレート」やきなこを混ぜた「きな粉チョコレート」なども、「第〇のチョコレート」ということにはならないのかなぁ…という疑問が浮かんできます。
第4のチョコレートはルビーチョコレート?ブロンドチョコレート?
ということで、「第四のチョコレートはルビーチョコレートとブロンドチョコレートのどちらなのか」ということについての結果ですが…色々調べてみた結果、正直「人によって感じが方が違う」のではないかと思いました。(はっきりしなくてすみません)
あなたはどちらが第4のチョコレートだと思いますか?
- 発売された時期のはブロンドチョコレートの方が先っぽい(ブロンドチョコレートは2017年の2月頃、ルビーチョコレートは2017年の9月頃)
- チョコレート業界で革命を起こしたのはルビーチョコレートの方で、「着色していないのにピンク色のチョコレート」として人気が出てきている(チョコレートの原材料であるカカオの時点で赤い色を引き出している)。
- ビターチョコレート(ブラックチョコレート)とミルクチョコレートの違いは乳製品が入っているかいないかなので、ホワイトチョコレートにバターを使い加工して色付けしたブロンドチョコレートも第4のチョコレートである可能性がある
第4のチョコレートはルビーorブロンドどちらなのかについてのまとめ
私の意見としては、最初は「着色もしていないのにピンク色のチョコレート」という方が衝撃的だったので、第四のチョコレートはルビーチョコレートの方がふさわしいのかな…と思っていました。
ですが、ビターチョコレートとミルクチョコレートの違いを見てみると、ブロンドチョコレートも今までとは違うチョコレートなので、「第4のチョコレートがブロンドチョコレート、第5のチョコレートがルビーチョコレート」ってことでいいのかなと思いました。
もしよろしければ、コメント欄からあなたの意見をお聞かせいただけると嬉しいです^^
ブロンドチョコレートとルビーチョコレート、どちらのチョコレートもとってもおいしそうなことにかわりはありません。今年のバレンタインはどちらのチョコレートの方が売れるのか、気になるところですねヾ(*´∀`*)ノ
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